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ジャンボカラマタ 接木      [接木]

久しぶりの接木。
異なる接ぎ方を考えていたのですが・・・シビアすぎて失敗。
結局ほとんど普通です。  

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カラマタ 接木苗      [接木]

接木の育ち具合で見ると、
デリケートで緩いジャンボカラマタと比して、カラマタはパワフルで主たる枝先に勢いが集中するきらいがあります。
これはK1。 2012年4月に接いだ株です。
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蕾の出方も立派のなもの。
このK2など、いい蕾してます。  もちろん成長のために摘みますが。
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ある程度枝がしっかりしてきたら、切り戻して整えます。
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ジャンボカラマタ 接木苗      [接木]

これはJ3。  2012年8月に接いだうちの1株です。
何回か先止めをして枝数を増やしてきました。
でも、ちょっと間を空けてしまったかな・・・
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なんと数箇所に蕾が!
ただ、見た目華奢ですから結実は難しいと思います。
というより結実させるべきではありません。
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徒長を切り戻して、バランスを整えて。
小さいくせにジャンボカラマタな姿をしています。
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オリーブ接木9  癒合の具合      [接木]

昨年接木したオリーブたちの生き残りの様子を少し。

ジャンボカラマタが3本。
もう1本、いちばん真直ぐに高く伸びていた株(J5)があったのですが、春先にテープを外した直後の強風で接いだところがポッキリと[がく~(落胆した顔)]
よせばいいのには早まって、情けないミスでした。

ほかの株はスリット240に植えつけて、支柱でサポートしてあります。
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接木でも難易度の高いこの2品種のせいか、下手くそな手技のせいか、どうにも癒合がスローで心許ない。
それでも春の暖かさとともに先端は活発に成長して、80cmほどになっています。
本調子でないのに成長点を切ると、逆に樹勢を削ぎそうで放任していたのですが、この穂先を見る限り活力は高まってきているようです。
さて、バッサリと半分くらいに切り戻すとしましょう。
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台木が細いJ1。
なんとも心細い癒合状態ですが、新しい枝はヒョロヒョロとよく伸びています。
台木品種はアスコラーナの1年生挿し木苗です。 台と穂の太さが近いせいか、台の一部枯れが生じにくいのかも。
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台木が太いJ2。
台と穂の太さに2倍以上の差があるので、穂を差し込んだ反対側の台が枯れ込んでゆきます。
ある程度で止まるのですが、癒合を妨げているでしょうね。
台木品種はネバディロの2~3年生です。
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同じく太めのネバに接いだJ3。
なぜ接ぎ点がこんなに地際にあるのか・・・ スリット240に植え替えたときにあえて深植えしたのです。
まったく根拠のない思いつきですが、台からのヒコばえを防いで穂に養分・水分を集中させ、土中に入った部分から新たな発根を狙う。
深植えしないのがオリーブのセオリーですが、7~8cm程度なら大丈夫でしょう・・・ たぶん。 
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カラマタも3本。
こちらは三者三様な様子です。
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K1。
J1と同じく細いアスコラーナに接いだのですが、単純に新枝の伸びで見れば一番の成長株です。
癒合の程度もジャンボカラマタよりは良さそう。
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K2。
台はネバディロの2~3年生。
このオレンジ色は、トップジンMペーストです。
J5が折れたあと、テープ巻き直しも余計な力を加えてしまうリスクが高いし、深植えでのカビ・腐食のガードも考えて、厚~く重ね塗りして補強しました。
穂の下端が膨らんで塗膜が薄くなっています。 いい感じ。 
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K3。
この株は接ぎ点がもともと高かったので、深植えせずに台の経過を見ています。
台と穂の太さはほぼ同じ。
穂の接合部はよくカルスが盛り上がっていて、癒合状態は良さそうです。
ですが台は径の半分以上の表皮が早期に枯れこみました。
もう悪化はしていませんし、枝葉の状態も良いのですが、危うさもあるでしょう。
どんなふうになってゆくのか。 それも楽しみです。 
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オリーブ接木8  テープ外し      [接木]

昨年接いで生き残った苗木ですが、とりあえず冬を越えて成長をはじめています。

癒合できなかったもの、台木が力尽きたもの、カビてしまったものなど・・・
10cmほども芽が伸びたにもかかわらず、急に穂木が枯れてしまったものもあります。
接木テープは1年くらいは外さずにおきたいところですが、活力が上がってきたようですし、湿度が高くなる前に外すことにしました。
テープ部は極力濡らさないようにしているのですが、それでもテープ内でカビて失敗するリスクは結構あるように思えます。

これはK2。 2012/6に接いだカラマタです。
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慎重にテープを外して・・・ しっかりと癒合しているようです。
ただ、台木は見ての通り周の半分ほど枯れています。
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初期段階でこうなったものですから、今の様子としては悪くありません。
枯れこみのない株もあります。  これはヘタクソだったということですね~

オリーブ接木7  カラマタ      [接木]

カラマタ接木の経過です。

K1  4/1に接いだ最初のカラマタ。
さすがに思い入れがあるので、ベランダ酷暑を乗り切ってくれてホッとしました。
急に伸び始めています。
2012-09-08 カラマタ接木 010-1 K1.jpg

K2  7/16記事のAです。
変わらずコレが一番イイかな。
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K3  7/16記事のBです。
穂木の芽の出具合を見るため、長い穂を接いでみたのですが・・・
やはり穂を採る段階で、活性がありそうな芽があったほうが成功率は上がりそうです。
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ただ、癒合はまだまだ頼りないはず。
ここまで伸びたのに気は引けますが、先端のこの芽は穂ごと切ることにします。
2012-09-08 カラマタ接木 006-1 K3.jpg
ちょっと疲れかけてますが、下のこの芽を残して集中させましょう。
2012-09-08 カラマタ接木 017-1 K3.jpg

K4   7/16記事のCです。
一番太い穂を接いだもの。
太く長い穂に蓄えていたエネルギーで芽は出ましたが、その後の伸びはありません。
癒合できなかったのでしょう。
接していることにより僅かな水分は上がるのか、穂は枯れません。
2012-09-08 カラマタ接木 016-1 K4.jpg
しかし、台木の上端は枯れはじめています。
軸周のほんの一部でも緑色の部分があれば復活の望みはありますが・・・これは難しい。
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とりあえず、穂を半分に短く切って様子見です。
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オリーブ接木6  ジャンボカラマタ      [接木]

4/1に接いだJ1、 相変わらず小さなまま・・・
高温ベランダでちょっと危うくなりかけたのですが、ギリギリ持ちこたえてくれた愛い奴です。
まだまだ厳しい残暑のなかで秋の気配を感じているのか、久し振りに新芽が動き出しています。
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こんな過酷に季節によくないと思いつつ、また接いでみました。
台木はネバディロの3年生。
6/10のカラマタは台木に近い太さの穂を接いでみたのですが、今回のジャンボカラマタは半分以下の太さでのトライです。

7/16に接いで8月始めに芽吹いたJ2、 複数の芽が同時に威勢よく育ったものの、やっぱりストップ・・・
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8/4に接いだ3本、 どれも穂の緑色が劣化しませんから、とりあえずつながっているかな。
J3
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2012-09-08 Jカラ接木 008-1 J3.jpg

J4   これは格好悪い・・・
成功率が低いことを考えて、新しく芽の出る箇所を多く確保しようと穂木を長めにしてみました。
複数出てはくれたのですが、やはり1本に集中させて主幹として強く育てるべきでしょうね。
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J5   穂、長過ぎ・・・
バランス悪いし、この先端の芽が育つためには余計なエネルギーを使いそうです。
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オリーブ接木5  ジャンボカラマタ      [接木]

7/16に新たに1本だけ接いだジャンボカラマタ。
2週間ほどで芽が出ました。
この暑さがジャンカラの接ぎ木にはちょうど良いのか。
テープを突き破って元気な新芽だこと[わーい(嬉しい顔)]
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オリーブ接ぎ木4  ジャンボカラマタ      [接木]

ジャンボカラマタの接ぎ木苗がこんなに成長しました! 凄いでしょう!!

と言いたいところですが・・・ これはリッジ06さんが育てたもの。
昨年の6月に接いで1年ちょっと。 力強く伸びて、すでに先止めをしてあります。
台木はカラマタもどき、とのこと。 おそらくこちらではハルキナラと呼んでいる元カラマタかと。
いかにもジャンボカラマタらしいうねった大きな葉が多く出ていて、素晴らしい!
2本接いでこの2本ですから、リッジ06さんはなかなかのテクニシャンです。

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オリーブの接ぎ木3  カラマタ      [接木]

オリーブの接ぎ木、なんとか生き残っています。
4/1に接いだ様子⇒http://oliveshiba.blog.so-net.ne.jp/2012-04-02
2ヶ月経過の様子⇒http://oliveshiba.blog.so-net.ne.jp/2012-06-03

そして、約100日が経過したのがコレ。
カラマタ2012-07-14 2012-07-14 接木2 003-1.jpg
ジャンボカラマタ2012-07-14 2012-07-14 接木2 004-1.jpg
どちらも伸びた枝は4cmくらい。 芽が出てから50日ほどになります。
もう少し成長してほしいところですが、台木も1年生ですから贅沢は言えませんね。

残念ながら他の10本は諦めました。
これなどはいい感じに接合できているように見えますが、台木のほうが力尽きてしまったような。
分岐の下で切ったので、結果として台木が短くなり活力を削いでしまったように思えます。
2012-07-14 2012-07-14 接木2 024-1.jpg

さて、本題です。
6/10にカラマタを新たに4本接ぎました。
今回の台木はネバディロの3年生です。
台木を切ったところの太さは10mmほど、位置は長めとしました。
後のひこばえは多くなるでしょうが、台木の活力を落とさないことを優先して。

接いでから35日、 
A これはまぐれ当たりですね。
新枝はすでに10cm伸びており、勢いがあります。
2012-07-14 2012-07-14 接木2 010-1.jpg

B 素人仕事ですから、うまくいってこんなところでしょう。
これから枝として伸び始めるあたりです。
2012-07-14 2012-07-14 接木2 012-1.jpg

C これはやっと芽が出たところ。
上下でポツンと頭を出しています。
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D 失敗です。 
テープを外して見たところ、面が密着できていなかったようでポロッと落ちました。
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今回は穂木の乾燥防止のために「ニューメデール」を使いました。
柔らかなテープで穂全体を包むものですが、効果はあったと思います。
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