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ペンドリノ 植え替え      [ペンドリノ]

当オリーブガーデンきっての傾奇者であるペンドリノ。
ひたすら傾いて、旺盛に成長してゆきます。
滑らかな木肌と流れるように伸びる枝葉は美しく、その姿と相まって個性的でいいものでした。
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ですが、枝葉と果実の重みで倒れやすく、スペースも要するので、伸びては切りを繰り返してきました。
修正してみたい、という思いはありましたので、そのために昨秋の収穫後にここまで切り詰めました。
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植え替えのタイミングを随分と逸してきましたから・・・ 大きな鉢に開放してやります。
いままではリムポットタイプのテラコッタ(外径34cm)ですから、容量は10~12リットルくらいでしょう。
そこからNP45ですから、土の量は4倍ほどになるかもしれません。
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NPポットの底は大きくゲタ状の段差があり、排水・保水・通気に優れていると思います。
鉢底には日向土を敷いています。
うちは乾きが早い環境ですので、軽石よりも保水性が高い・・・ような気がして選んでいますが、検証したわけではありません。
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当然ですが根詰まりしています。
この頃は、テラコッタ+花ごころのオリーブの土 の組み合わせを多く用いていました。 
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底部は見事に厚い円盤状の根塊と化しています。
根の状態は悪いものではなく、表面上はコガネムシ幼虫も見当たりません。
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底を切り取り、表面を一皮落とします。
時期的に白く柔らかな新しい根が出ており、収穫を望むならば温存したほうが無難でしょう。
今回は気にせずガシガシと。
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傾きを90度ほど起こしてみます。
うん、こんな感じでしょうか。  合わせて根鉢の肩を平らに切り取ります。
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鉢に収めて。
こんなイメージを想像していました。 正面から見ると思ったより違和感はないようです。 
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横からは・・・ 曲線美ということにしましょう。
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オリジナル用土です。
元肥を混ぜ込み、用土を突き込みながらしっかりと植え付けます。
落ち着けばガッシリと根鉢を支えてくれます。
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植え込み完了です。
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設置場所の僅かな前傾を考えて、少し後ろに傾き気味にします。
後ろは壁ですし、どうしても前面にボリュームが出ますから。 このくらいがいいバランスです。
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たっぷりと灌水して完成です。
この株の鉢を変えての植え替えは、これにて当面行わないつもりです。
どれも大きく育てるわけにはいきませんが、果実の品質を望むならば考えどころです。
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バルネアの隣に。
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ペンドリノ収穫2012      [ペンドリノ]

ペンドリノは主産地イタリアのオイル用品種。
含油量は高いと思いますが、果実は小さく、果肉の質もテーブルには向きません。
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しなやかにウェーブした枝振りと整った細い葉形、姿の美しい品種ですよ。
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収量は 400g
鉢は小さいのに、よく生ること。
イタリアでのブレンドオイル主要品種のひとつならではでしょう。
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相変わらずの凄い樹形・・・  というかさらに進化している。
これはこれで味があるし、愛着もあるのですが、場所をとるのですよ。
この冬には、大きな鉢で垂直に立てて植え替えて、果実の質をアップできるかトライしてみます。
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ペンドリノ 収穫      [ペンドリノ]

10/2、今年最初の収穫は ペンドリノ です。
完熟するころには、先が丸く太って細長い楕円形となるのですが、まだ先尖が残っています。
今年のペンドリノは緑果の香りを楽しみたい。
着色が進んできましたので、いささか青いのですが収穫することに。
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昨年よりは僅かにサイズアップしています。
66個で 119g でした。 (平均1.8g)
最大の果実で、2.8g 縦径24mm 横径13mm 。
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左の大きな果実は、マンザニロ。   (最大 4.7g 縦径24mm 横径19mm)

相変わらず片寄った樹形ですが、今年は上へ伸びてくれていて嬉しいことです。
幹も太くなっています。 ですが、これ以上は重すぎるでしょう。
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収穫後に剪定です。
今冬に鉢増ししますから、傾き防止のためにも上へ伸びた新枝を主に残してダイエットです。
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剪定したオリーブの枝が大好き。
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秋の訪れ      [ペンドリノ]

やっと猛暑から開放されましたね。
夜がいくらか涼しくなったせいか、気の早いオリーブは色付き始めています。
例年、色付き一番手はレッチーノなのですが、今年は枝の出し直しをしていますので果実はありません。
もう少しゆっくりして欲しいところですが、まだ小さい苗木のうちは、根域制限されているポット栽培のほうが結実し易く、成熟も早めになるように思えます。

これも早生な、ペンドリノ。
イタリアではブレンドされるオイル用品種の代表的なもののひとつです。 昨秋は熟果を漬けてみて、オイルが多いのを感じられました。
まだ肥大が足りませんが、今秋は緑味が残っているうちに漬けて、香りを感じてみたいと思います。
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美味しいモラカモ、(ニックネームです)
小果ながら味、香り、食感ともに優れたオリーブです。
もうすぐピンク味を帯びた鮮やかな赤紫色に染まってくれるはず。 目にも美しく、楽しませてくれます。
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ペンドリノ      [ペンドリノ]

2008年の8月、ホームセンターにポツンと一鉢、ずっと売れ残っていたようなペンドリノ。
これがガチガチ粘土との初対面です。 プラス厚く苔むしていて、枝葉少ない寂しい姿でした。
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ピンセットで苔を掘り起こすように取り除いて、粘土も慎重に崩して根を出してやります。
治療のようなつもりで植え替えて。
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元の位置よりも深植えにならないように注意します。

1ヶ月ほどで復活してきたのですが、枝葉の多い側へ伸びたがります。(最初の画像の右側枝)
バランスをとるべく何度か先止めしても、とにかく片外へ行きたがる。
あきらめて、それも面白いかと伸びない側を分岐元でカットしました。
そうしたら自ら枝を戻すように伸ばしてきて・・・まあまあいい感じに見えます。
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2009/11/15の果実です。 小型で楕円、かなり細長いタイプ。
バラつきは少なく整っており、熟期は早めです。
16個で27.3g でした。 (平均1.7g)
最大の実で、1.8g 全長20mm 最大径13mm 。
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