オリーブ大樹の管理 2 [オリーブの剪定]
ひと月も経ってからのアップになってしまいました・・・
4月16日に行なったオリーブ大樹の剪定です。
状態確認の記事から10日ほどですが、よりボリュームアップしたように見えます。
生命力に溢れた美しいオモテからウラへ入ると・・・
樹冠部で密に拡がった枝葉でドームのように覆われて、薄暗い空間が作られています。
太陽光が入らず、風通しも悪いので、主たる太い枝から新しい枝が出ることは無く、
下に位置する枝は衰えて枯れてゆきます。
枝は切っている・・・と仰るのですが、ご年配のご主人が「高枝鋏で切れる枝を切ってる」のですから、間引く枝を根元から切れるはずも無く、中間より先のあたりで切ることになります。
それが長年続いて、各幹のトップがキノコの傘のような形になってしまったと思われます。
よりよい収穫のため、下の位置から新しい枝を出してやりたい、
覆いを取り除き、新しい結実枝の伸びた高さをイメージして切る位置を決める、
さぁ、木登りして太い幹を切ります!
久しぶりの木登りは楽しい~
まずオモテから見て左、ミッションの端から始めました。
太い枝が根のように絡み合って、切っている先のボリュームをが解らず、まぁ、とりあえず切ってみよ~
切っている途中で、バリバリバリ~、ドス~ン! と割れ裂けて落下・・・
ノコギリを入れる方向など、考えが足りませんでした。
これでも容易に動かせないほどの重量があります。
オオッ! 西の空が急に開けたようです。
つぎはその向こうの太いとこ。
このミッションは下方でV字に分岐し、さらに分岐しているので主幹が複数あるようないい樹形です。
これは3本目の幹です。
下に見える歩道の人や自転車に注意しながら。
つぎは、分岐部にアリの巣が出来ていて、腐りが入っています。
雨風しのげて、いい環境だったのでしょう。
その下で切ります。
それにしても凄い状態です。
ガジュマルかマングローブか・・・
枯れた枝も混在して、その重みでいずれ暴風などで割れ折れていたかも。
ここが一番太かったかと思います。
径は15cmほど。
腐った部分を削り出して、保護剤を塗りこんでおきます。
オリーブらしい素敵な感じの木目が出てますね。
ちょっと休憩して、全景を・・・ あらら、な姿ですね。
でも、来年そしてその先のことを考えて、予定通りの作業です。
近所の方々に、何度も「オリーブ切っちゃうんですか」と聞かれました。
ほとんど伐採に見えますね。
これが一番の大物。
倒れるぞ~ って感じで切り落としました。
分解しないと動かせません。
500円硬貨くらいの太さの青く良い枝が採れましたので、「太木挿し」希望の方にプレゼントしました。(追伸:終わっております)
余分な小枝を整理して、ミッションは完了に近づきつつあります。
最左に繁っているひとつの分岐幹は、最初に切った左上の大きな部分の下に位置しており、その大半は昨年に伸びた新しく良い枝です。
ほぼ全域に花芽が充実していますので、今秋の収穫分として残します。
この上に大きな繁りが載っかっていましたから、このように斜めに真っ直ぐ伸びざるをえなかったのでしょう。
まるで10年超物の直立ミッションを斜め45度に傾けたかのよう。
枝ぶりが充実しているのはよいのですが、単独での暴風には折れてしまうかもしれません。
支えを考えねば。
切ったそれぞれの幹で新しい枝が充実したら、来年以降にココも切ります。
さて、対である右側のネバディロ・ブランコですが・・・
これは! ミッションを切って初めてわかる驚きの変な樹形でした。
龍が昇るような1本うねりの樹形ですから、近日の受粉を考えればミッションのようにバッサリとはいきません。
受粉が済んだのちに仕切り直しです。
ここまで分解整理するのも手間でした。
結局、刃渡り20cmの園芸用ノコギリ1本で済ませてしまいましたので、さすがに腕がキツイ・・・
でも、うねったこの感じ、イイですね~
カッティングボードとか、手作りしてみようかと。
残された部分として、栄養が集中しているのでしょう。
数日前に見たところ、花柄がしっかりと太く、とても充実した受精が進んでいます。
コレはいい果実が期待できそう!
4月16日に行なったオリーブ大樹の剪定です。
状態確認の記事から10日ほどですが、よりボリュームアップしたように見えます。
生命力に溢れた美しいオモテからウラへ入ると・・・
樹冠部で密に拡がった枝葉でドームのように覆われて、薄暗い空間が作られています。
太陽光が入らず、風通しも悪いので、主たる太い枝から新しい枝が出ることは無く、
下に位置する枝は衰えて枯れてゆきます。
枝は切っている・・・と仰るのですが、ご年配のご主人が「高枝鋏で切れる枝を切ってる」のですから、間引く枝を根元から切れるはずも無く、中間より先のあたりで切ることになります。
それが長年続いて、各幹のトップがキノコの傘のような形になってしまったと思われます。
よりよい収穫のため、下の位置から新しい枝を出してやりたい、
覆いを取り除き、新しい結実枝の伸びた高さをイメージして切る位置を決める、
さぁ、木登りして太い幹を切ります!
久しぶりの木登りは楽しい~
まずオモテから見て左、ミッションの端から始めました。
太い枝が根のように絡み合って、切っている先のボリュームをが解らず、まぁ、とりあえず切ってみよ~
切っている途中で、バリバリバリ~、ドス~ン! と割れ裂けて落下・・・
ノコギリを入れる方向など、考えが足りませんでした。
これでも容易に動かせないほどの重量があります。
オオッ! 西の空が急に開けたようです。
つぎはその向こうの太いとこ。
このミッションは下方でV字に分岐し、さらに分岐しているので主幹が複数あるようないい樹形です。
これは3本目の幹です。
下に見える歩道の人や自転車に注意しながら。
つぎは、分岐部にアリの巣が出来ていて、腐りが入っています。
雨風しのげて、いい環境だったのでしょう。
その下で切ります。
それにしても凄い状態です。
ガジュマルかマングローブか・・・
枯れた枝も混在して、その重みでいずれ暴風などで割れ折れていたかも。
ここが一番太かったかと思います。
径は15cmほど。
腐った部分を削り出して、保護剤を塗りこんでおきます。
オリーブらしい素敵な感じの木目が出てますね。
ちょっと休憩して、全景を・・・ あらら、な姿ですね。
でも、来年そしてその先のことを考えて、予定通りの作業です。
近所の方々に、何度も「オリーブ切っちゃうんですか」と聞かれました。
ほとんど伐採に見えますね。
これが一番の大物。
倒れるぞ~ って感じで切り落としました。
分解しないと動かせません。
500円硬貨くらいの太さの青く良い枝が採れましたので、「太木挿し」希望の方にプレゼントしました。(追伸:終わっております)
余分な小枝を整理して、ミッションは完了に近づきつつあります。
最左に繁っているひとつの分岐幹は、最初に切った左上の大きな部分の下に位置しており、その大半は昨年に伸びた新しく良い枝です。
ほぼ全域に花芽が充実していますので、今秋の収穫分として残します。
この上に大きな繁りが載っかっていましたから、このように斜めに真っ直ぐ伸びざるをえなかったのでしょう。
まるで10年超物の直立ミッションを斜め45度に傾けたかのよう。
枝ぶりが充実しているのはよいのですが、単独での暴風には折れてしまうかもしれません。
支えを考えねば。
切ったそれぞれの幹で新しい枝が充実したら、来年以降にココも切ります。
さて、対である右側のネバディロ・ブランコですが・・・
これは! ミッションを切って初めてわかる驚きの変な樹形でした。
龍が昇るような1本うねりの樹形ですから、近日の受粉を考えればミッションのようにバッサリとはいきません。
受粉が済んだのちに仕切り直しです。
ここまで分解整理するのも手間でした。
結局、刃渡り20cmの園芸用ノコギリ1本で済ませてしまいましたので、さすがに腕がキツイ・・・
でも、うねったこの感じ、イイですね~
カッティングボードとか、手作りしてみようかと。
残された部分として、栄養が集中しているのでしょう。
数日前に見たところ、花柄がしっかりと太く、とても充実した受精が進んでいます。
コレはいい果実が期待できそう!