エルグレコの枝を切ります [エルグレコ]
受粉用として活躍しているエルグレコの枝を切ります。
あちこち移動させるコンパクトさを維持するため、昨年伸びた枝を元から落とします。
太い枝ではありませんが、活用される方がおられましたらお送りします。
他にネバディロもいかが。
あちこち移動させるコンパクトさを維持するため、昨年伸びた枝を元から落とします。
太い枝ではありませんが、活用される方がおられましたらお送りします。
他にネバディロもいかが。
ジャングルなエルグレコ [エルグレコ]
エルグレコの役目 [エルグレコ]
結実させたいオリーブに多量の花粉を供給するのが受粉樹の役目。
ネバディロ・ブランコが一般的ですが、エルグレコも適しているのでは、という向きもあるようです。
実際に花数、花粉量、飛散力に優れており、効果は高いと感じます。
ただ、オリーブらしくない樹形、葉形は好みの分かれるところ。 さらにその果実は・・・・・
何回か書きましたが、極小果+大きな種子=可食比率が低い、でテーブルオリーブスとしても搾油用としても利用性は低いといえます。
しっかりと活着している今年でも、果実の状態は昨秋と変わりません。
残念ながら鑑賞用、そして受粉用として割り切ることにします。
これだけ多くの果実が生れば、その分新枝の成長はスポイルされます。
ですから、受粉が終わったら全ての花と幼果を落し、伸びた枝を短くカットして、来春の着花のために新枝を出す・・・
今年は折角ここまで果実が育ったのですから活用法を模索しますが、来年からは受粉に専念させます。
受粉樹とはいえ果実を利用できるに越したことはありません。
2~3本のオリーブを育てるとして、受粉樹として加えるならばやはりネバディロかルッカが適当に思えます。
ネバディロ・ブランコが一般的ですが、エルグレコも適しているのでは、という向きもあるようです。
実際に花数、花粉量、飛散力に優れており、効果は高いと感じます。
ただ、オリーブらしくない樹形、葉形は好みの分かれるところ。 さらにその果実は・・・・・
何回か書きましたが、極小果+大きな種子=可食比率が低い、でテーブルオリーブスとしても搾油用としても利用性は低いといえます。
しっかりと活着している今年でも、果実の状態は昨秋と変わりません。
残念ながら鑑賞用、そして受粉用として割り切ることにします。
これだけ多くの果実が生れば、その分新枝の成長はスポイルされます。
ですから、受粉が終わったら全ての花と幼果を落し、伸びた枝を短くカットして、来春の着花のために新枝を出す・・・
今年は折角ここまで果実が育ったのですから活用法を模索しますが、来年からは受粉に専念させます。
受粉樹とはいえ果実を利用できるに越したことはありません。
2~3本のオリーブを育てるとして、受粉樹として加えるならばやはりネバディロかルッカが適当に思えます。
エルグレコ [エルグレコ]
エルグレコは美味しい? [エルグレコ]
2009年は市場に出回るオリーブの数がとても増えたように思います。
いくつかの新しい生産者からの出荷が本格化した、というところでしょうね。
状態の良い新しい品種を入手できるようになったのは嬉しいことです。
北関東で生産されているというこのエルグレコも、そのひとつ。
花粉量が多いので、受粉用として他のオリーブの結実率アップを図れます。
放射状に延びる枝ぶり、細長く尖った葉、そのように仕立てられていることもあるでしょうが、クリスマスツリーのようでオリーブらしくありません。
ですが、とにかく見事に育てられています。
樹高のわりに太い主幹と枝、バランスのとれた枝張り、幹元から樹頂まで豊かな枝葉の量。
2009/5月に埼玉のジョイフルホンダで購入しましたが、価格もお手頃だと思います。
8号の白プラ鉢。 樹高1mを超える苗木の流通用としては最低このくらいは欲しいものです。
スリット30に植え替えます。
この鉢に沿って延びた生根が多く見られ、痛んだ根も無く、土も団粒状で具合が良さそうです。
出荷前に鉢上げしているのではなく、育成していた状態のまま出荷しているのはgoodです。
容易にほぐせます。 かつ、元気な根いっぱいの根鉢です。 たのもしい!
ただ、これだけ綺麗なのは温度・湿度・光・水が適切に管理された温室で育てられたような気がします。
そうだとすると、この鉢のままで屋外で雨など当てていると調子を落すかもしれません。
早急に大きめな鉢に植え替えて、しばらくは雨を避けたほうが良いかも。
一緒に買ってきたグリーンテック製培養土「オリーブの土」を試してみます。
オリーブは土質には比較的鈍感だと思いますので、今は特別なこだわりはないのですが、「重さ」は大事だと考えています。
オリーブの浅く柔らかい根を支えて守るには、しっかりとした重みが必要です。
軽量化による総輸送コストの低減、女性ユーザーへの配慮など、市販培養土は軽くなってきているように思えます。
その点、この土にはかなり重く、しっかりとまとまる「粘り」もあって苗木を支えてくれます。
水はけが良く、かつ保水性もある、そして14リットルで 580円ですから、使えます。
もっと大きい樹には、さらにしっかりしたものを。
2009/11/15の果実です。
食用として聞いたことはありません。 この樹形からして鑑賞用に思えます。
原産国のギリシャではどのような位置づけなのでしょうね。
大きくなるのでしょうか。 成木はどんな姿なのでしょう。
果実は小型で長円形、8個で 8.6g 。 (平均1.1g)
最大の実で、1.3g 全長16mm 最大径11mm 。
まだ苗木ですし、僅かな数では本当の姿は解かりませんが、果実利用性は低いような気がします。
今回は赤くなった時点で採取し、新漬けにしてみました。
さて、お味は・・・・・
いくつかの新しい生産者からの出荷が本格化した、というところでしょうね。
状態の良い新しい品種を入手できるようになったのは嬉しいことです。
北関東で生産されているというこのエルグレコも、そのひとつ。
花粉量が多いので、受粉用として他のオリーブの結実率アップを図れます。
放射状に延びる枝ぶり、細長く尖った葉、そのように仕立てられていることもあるでしょうが、クリスマスツリーのようでオリーブらしくありません。
ですが、とにかく見事に育てられています。
樹高のわりに太い主幹と枝、バランスのとれた枝張り、幹元から樹頂まで豊かな枝葉の量。
2009/5月に埼玉のジョイフルホンダで購入しましたが、価格もお手頃だと思います。
8号の白プラ鉢。 樹高1mを超える苗木の流通用としては最低このくらいは欲しいものです。
スリット30に植え替えます。
この鉢に沿って延びた生根が多く見られ、痛んだ根も無く、土も団粒状で具合が良さそうです。
出荷前に鉢上げしているのではなく、育成していた状態のまま出荷しているのはgoodです。
容易にほぐせます。 かつ、元気な根いっぱいの根鉢です。 たのもしい!
ただ、これだけ綺麗なのは温度・湿度・光・水が適切に管理された温室で育てられたような気がします。
そうだとすると、この鉢のままで屋外で雨など当てていると調子を落すかもしれません。
早急に大きめな鉢に植え替えて、しばらくは雨を避けたほうが良いかも。
一緒に買ってきたグリーンテック製培養土「オリーブの土」を試してみます。
オリーブは土質には比較的鈍感だと思いますので、今は特別なこだわりはないのですが、「重さ」は大事だと考えています。
オリーブの浅く柔らかい根を支えて守るには、しっかりとした重みが必要です。
軽量化による総輸送コストの低減、女性ユーザーへの配慮など、市販培養土は軽くなってきているように思えます。
その点、この土にはかなり重く、しっかりとまとまる「粘り」もあって苗木を支えてくれます。
水はけが良く、かつ保水性もある、そして14リットルで 580円ですから、使えます。
もっと大きい樹には、さらにしっかりしたものを。
2009/11/15の果実です。
食用として聞いたことはありません。 この樹形からして鑑賞用に思えます。
原産国のギリシャではどのような位置づけなのでしょうね。
大きくなるのでしょうか。 成木はどんな姿なのでしょう。
果実は小型で長円形、8個で 8.6g 。 (平均1.1g)
最大の実で、1.3g 全長16mm 最大径11mm 。
まだ苗木ですし、僅かな数では本当の姿は解かりませんが、果実利用性は低いような気がします。
今回は赤くなった時点で採取し、新漬けにしてみました。
さて、お味は・・・・・