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LSUエバービーリングとフィレンツェ      [イチジク]

どちらもレモンイエローの果皮に淡い色合いの果肉をもつ甘い品種です。
シャーアンバーも含めて着果は早かったのですが、熟し始めたのは10日ほど前からでした。
仙人さん曰く豊産性とのことですが、その通りで同節に2果出ているものが複数あるほどです。

まずは、LSUエバービーリング。 綺麗な黄色です。
イエローは好きな色です。  黄色の117クーペに乗っていたことがあります。
ジャッロ・モデーナの458なんて夢ですね~
2014-08-02 LSU 007-1.jpg
話しが逸れましたが、目から蜜が雫となって垂れています。
採ってみると、じつは半固形化していて、まるでグミのような弾力のある食感です。
もちろん甘い。

画像では赤っぽくなっていますが、もう少し淡い感じです。
上品な甘さと、ゲル状の瑞々しい食感はなかなかに美味しい。
ドーフィンなどの水っぽい香りやロードスの酸味+甘味のインパクトはありませんが、いくつでも食べられそうです。
ロンドポルドーと同じく小果タイプですので、食べ応えに欠けるのが残念なところです。
2014-08-02 LSU 013-1.jpg

こちらは、フィレンツェ。 果皮色はほぼ同じです。
ツルッと丸みを帯びたLSUと比して、一回り大きくてイチジクらしい形をしています。
2014-08-08 フィレンツェ 005-1.jpg

この適熟果のサイズは、 果重64.5g 果長58mm 果径50mm
これくらいあると、満足感が高いものです。
味ですが・・・ これは美味しい!!
崩したゼリーというか、熟したメロンのような、保っていた形が口に含むと繊維感無く溶けてゆきます。
糖度はとても高いはずですが、酸味が無いせいかとても上質で優しい甘味です。
2014-08-11 フィレンツェ 004-1.jpg

ロックウールでのイチジク挿し木      [イチジク]

ロックウールとは高炉スラグ(製鉄生成の分離副産物)と数種の岩石を高温で焼き、綿状にしたものです。
微細な繊維状で安定しており、適度な保水性と通気性を備えているとのこと。
挿し木など植物をいじったり、保管するスペースがあればいいですが、私も含めて家の中で行うしかない人にとっては、土を使わないで済めばありがたいことです。

「大悟さん」がトライされた様子を、画像をお借りしてご覧頂きたいと思います。

① 4/7時点

奥のカゴは、3/11に挿したバナーネです。
28日経過でほとんどが芽吹いています。
これにポリ袋を被せて、保温保湿していたそうです。
DSCN9042.JPG

挿したばかりのロードスです。
右は、一年生苗の芽吹いた枝先を挿したものです。
左は、約90日間冷蔵保存していた枝です。
色は濃い茶褐色となり、フレッシュ感は失われていますが、発根するでしょうか。
DSCN9045.JPG

このレディホワイトとレディブラックも、同様に長期保存を経た枝です。
DSCN9046.JPG

② 5/10時点

3/11挿しのバナーネです。
暖かくなって盛んに展葉が進んでいます。
DSCN9118.JPG

早々に発根していたと思われますが、ロックウール表面まで多数の根が達しています。
DSCN9121.JPG

33日経過して、ロードスとレディ姉妹も立派に展葉しています。
冷蔵保存によるダメージは無さそうです。
DSCN9129.JPG

根も目視できるようになってきました。  いい様子ですね。
DSCN9131.JPG

③ 5/25時点

根の突出も増えてきて、乾燥を防ぐためにラップを巻いています。
根を保護しつつ、出具合を確認できますから、いい方法ですね。
DSCN9144.JPG

48日経過して、順次鉢植え、地植えを始めています。
生育が遅れ気味だったものも、追ってほぼ全てが成功の見込みです。
手前左はレディ。 右はバナーネです。
DSCN9147.JPG

同環境で比較栽培したわけではありませんので、土挿しとの有意差は言えません。
ですが、土よりも雑菌やカビの繁殖リスクは低いと思います。
分解性パルプ系ポット+挿し木用土でも発根の確認は容易ですが、水分過多による根腐れも起こしにくいように思えます。
私は十分に魅力を感じます。

昨年挿したロードスの一年生苗をお譲りしたのですが、ミニ・イチジク園地を作って地植えされたとのこと。
管理が良いのでしょうが、2年生にして早くも幼果がたくさん付いたそうです。
さすがはロードス。
DSCN9153.JPG

大悟さん、お話しと画像の提供、ありがとうございました。

コナドリア 朝顔仕立      [イチジク]

コナドリアは樹勢が強く、複数の枝が放射状によく伸びます。
スペースに余裕があれば、このまま盃状に広げてもよいのですが、そうもいきません。
中心部が空いて、空間がもったいない。
2014-06-01 008-1 コナドリア.jpg

スリット300からNP25へ植え替えます。
あわせて、主要な枝を支柱で垂直に立てることにしました。
これでホウズキの鉢物のイメージで生ってくれればいいのですが・・・
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イチジクの幼果      [イチジク]

イチジクの秋果が顔を出しています。
これらはベランダでも特に日当たりのよい場所に据えてありました。
徒長もせず、低い位置から着果しています。

LSU Everbearing  LSU エバービーリング
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ScharAmber  シャーアンバー
2014-06-01 003-1 シャーアンバー.jpg

Florentine  フィレンツェ
2014-06-01 004-1 フィレンツェ.jpg

LSU Everbearing       [イチジク]

LSU Everbearing という小果ながらも高糖度な白肉系品種です。
3年目の苗ですが、樹勢が強くて今春では一番の成長を見せています。
2014-05-03 013-1.jpg

対面から見ると・・・ なんと軸から10cmほど離れた位置の根から枝が出て展葉しています。
もうこれは新たな株といってもよいでしょう。 なんてパワフル。
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コナドリア 切り戻し      [イチジク]

昨夏は爆発的に結実を得られたコナドリアです。 ⇒http://oliveshiba.blog.so-net.ne.jp/2013-06-18-1
夏果品種ですから前年枝を残していたこともあり、なかなかの枝振りとなりました。
このまま大きくしてみたいところですが・・・ いつもの切り戻しです。
2014-04-26 コナドリア 001-1.jpg

これが正月までの姿です。
スリット10号でよく育ったこと。
2014-01-05 004-1.jpg

早い時期に切っていますので、寒い間に芽の準備ができているのでしょう。
下部からも複数の芽が出ています。
低くボリューミーな樹形に仕立てたいものです。
主幹径36mmで高さ31cm。
昨年のように当年枝に着果するのか否か、楽しみです。
2014-04-26 コナドリア 002-1.jpg

ブリジャソットグリース [イチジク]

今年のイチジクもそろそろ終わりですね~
うちでは比較的遅いブリジャソットやレディ3姉妹があと少し・・・

ブリジャソットグリースは、褐色の果皮にロードスのような深紅のネットリした果肉です。
味もロードスと似た感じで、強い甘さに酸味がプラスされたメリハリのある美味しさ。
甘酸が馴染んでいるロードスと比べて、ハッキリした酸味が甘味のなかに点在しているかのような。
20131011 ブリジャソット 004-1.jpg

いよいよ、ロードス      [イチジク]

さぁて、やっと本命ロードスが熟してまいりました!

ただ、幼果を沢山かかえていた大鉢の株は調子良いとはいえません。
これは大物オリーブの陰に置いていた小さな鉢の成果です。
20130819 ロードス 001-1.jpg

若い株でも小さな鉢でも生りやすい!
濃厚な甘さに酸味もプラスされて、深い味わいをもつ優れた品種です。
20130819 ロードス 002-1.jpg

ダルマティとアーチペル      [イチジク]

アーチペルは、白肉系というか淡黄色の果肉をもつ高糖度品種です。
2013-08-14 001-1 アーチペル.jpg

ダルマティは、ボリュームのある見事な果実がポイントです。
黄緑色に肥大して、
2013-08-14 008-1 ダルマティ.jpg

褐色斑が出始めて、そろそろ完熟かな。
2013-08-14 007-1 ダルマティ.jpg

ずっしりと重みがあって、甘くかつ食べ応えがあるのです。
2013-08-14 006-1 ダルマティ.jpg

う~ん、たまらなく魅惑的なカルテットです。
左上はダルマティ、 右上がゼブラスウィート、
左下はアーチペル、 右下がバナーネ、
2013-08-15-1 010.jpg
食味の違いを楽しめて、どれも非常に甘い!  見事な美味しさです。

イチジクのシーズン到来      [イチジク]

8月に入って、いよいよイチジクが熟してきました。

8/3のコナドリア、
生り過ぎで不安でしたが、なかなかに壮観な眺めです。
20130803 001-1 コナドリア.jpg
いい感じに肥大しています。
ただ、果皮・果肉ともにやわらかく傷みやすいので、完熟の見極めが結構シビアです。
首のところの繊維も弱いので、「う~ん、明日かな」 で落果のパターンも。
20130803 003-1 コナドリア.jpg

8/3のヌアールドカロン、
複数の果実が同時に色付き始めています。
もともと生りやすい品種ではないと思いますが、今年はいい感じに付いています。
20130803 009-1 カロン.jpg
いかにもカロンらしいナス型の果実は、コナドリアに比べてしっかりとした様子です。
20130803 005-1 カロン.jpg

8/3のゼブラスィート、
まだ肥大を始めていませんが、しっかりとした幼果が沢山。
可愛らしい姿がポイントと見られがちですが、結構甘いので楽しみにしています。
20130803 010-1 ゼブラ.jpg

8/3のロンドボルドー、
生りやすく、果数も多い魅力的な品種です。
ただ、熟す速度が速く、目も開いて果皮も割れやすいのでタイミングを逸しないように。
20130803 013-1 ロンドボルドー.jpg

8/7の収穫、
左と上がヌアールドカロン、 右下がロンドボルドーです。
新手の高糖度品種に押されてオーソドックスな印象のヌアールドカロンですが、状態の良い完熟果は・・・素晴らしく美味しい!!
食感はなめらかでしっかり。  酸味は感じられませんが、強く深い甘味が蜜のように舌に広がり、高級なジャムのようです。
ロンドボルドーは同じく高糖度なのですが、酸味もはっきりとプラスされて、深みのある味わいを楽しめます。
いかにも熟したフルーツを食べている感じの美味しさで、これも素晴らしい。
コナドリア カロン ロンドボルドー 006-1.jpg

コナドリアの果肉も琥珀色のジャム状になっていますが、甘味は中程度でサラッと爽やかな感じです。
糖度や深みでは上に勝てませんが、これはこれで美味しいイチジクです。
というか、これが本来のスペックではないと思いますので、来年はもう少し甘くしてみたい・・・
コナドリア 009-1.jpg

8/10のメアリーレーン、
美しい果実です。 前日まではシミの無い綺麗なレモンイエローでした。
この果重は 48g。  淡黄から琥珀色の果肉はとてもなめらかで繊維感・粒子感が無く、高糖度ながらも爽やかな美味しさです。        
メアリー 001-1.jpg

8/10のヌアールドカロン、
果皮に亀裂が入っても、コレはまだ早い。
カロン 002-1.jpg
同じく上の果実はまだ早い。 下は果皮にシワが入ってきて・・・これは最高に美味しいはず。
それにしてもカロンは果皮がしっかりとしていて、目も閉じたままなので虫や雨に強く、ハラハラしないですみます。
2013-08-12 003-1 カロン.jpg

8/10のバナーネ、
今年延びた枝に付いていますので、秋果です。
バナーネのセールスポイントである長大果(夏果)ではなくスタンダードな果形ですが、糖度は小さい秋果のほうが上がります。
バナーネ 005-1.jpg
別株のこれは・・・ これも秋果のはずなのですが、姿は夏果ですね~
2013-08-12 004-1 バナーネ.jpg

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