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エルグレコの役目      [エルグレコ]

結実させたいオリーブに多量の花粉を供給するのが受粉樹の役目。
ネバディロ・ブランコが一般的ですが、エルグレコも適しているのでは、という向きもあるようです。
実際に花数、花粉量、飛散力に優れており、効果は高いと感じます。
ただ、オリーブらしくない樹形、葉形は好みの分かれるところ。 さらにその果実は・・・・・
何回か書きましたが、極小果+大きな種子=可食比率が低い、でテーブルオリーブスとしても搾油用としても利用性は低いといえます。
20100926 005 エルグレコ-1.jpg

しっかりと活着している今年でも、果実の状態は昨秋と変わりません。
残念ながら鑑賞用、そして受粉用として割り切ることにします。
これだけ多くの果実が生れば、その分新枝の成長はスポイルされます。
ですから、受粉が終わったら全ての花と幼果を落し、伸びた枝を短くカットして、来春の着花のために新枝を出す・・・
今年は折角ここまで果実が育ったのですから活用法を模索しますが、来年からは受粉に専念させます。
20100926 006 エルグレコ-1.jpg
受粉樹とはいえ果実を利用できるに越したことはありません。
2~3本のオリーブを育てるとして、受粉樹として加えるならばやはりネバディロかルッカが適当に思えます。
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コメント 3

地中海の風

こんばんは、olishibaさん。
今月2日にネバ1本(実は私もcadeauネバです)と品種不明2本から収穫し、新漬けに初挑戦しました。昨年の貴殿の記事をそっくり真似させてもらってます。
先ほど塩水を交換し、1%濃度の塩漬け2日目に突入というところです。
やってみるまで手間がかかるイメージでしたが、幸い苛性ソーダも近所で簡単に入手できましたし、間合いの長い作業ですが、至極シンプルな作業ですね~。明日2%に濃度を上げ、明後日3%と進む予定です。
とにかく完成が待ち遠しいというのが率直な感想です。
仕上がりの感想は、またご報告させていただきますね。

by 地中海の風 (2010-10-06 23:22) 

olishiba

地中海の風さん、 やってますね~
私の手順はいささか細かいですので、慣れたらご自分のやり易いようにされたらいいと思います。
私も記事にした二品種を漬けているところです。
今年のネバは少し色付きが遅く、まだ収穫していません。 そしてこちらのCadeauネバ、じつはあまり生ってくれません・・・・・
3%に漬けてから10日ほど置くと、塩が馴染んで旨みも増してくるように感じます。 なかなか我慢できないのですけどね。
風さんの新漬け、美味しく出来上がることを祈っています。
by olishiba (2010-10-07 02:19) 

地中海の風

いやはや我慢の道は長いですね。味見の葛藤に悩まされそうです。
ところで第二弾でアザパがこれからなのですが、苛性ソーダの濃度は何%が適当だと思われますか?水温も関係あるのかもしれませんが、ご経験から濃度と渋抜き時間をご教示いただければ幸甚です。
by 地中海の風 (2010-10-07 09:10) 

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