なつたより 摘蕾

新年おめでとうございます。
2014年最初の記事は、オリーブでもイチジクでもワンニャンでもなく･･･　ビワです。

昨年は初めての結実でしたので、成り行きにまかせて着果管理を積極的に行いませんでした。
それでも予想以上の成果を楽しめて、なつたよりの素晴らしさを実感できました。
今年は、この品種の特長のひとつである大きな果実を狙ってみたい･･･

まずは蕾を摘んで開花数を減らします。

これが新しい枝の先端にできた花房です。
もう咲き始めている房もありますが、大半はまだ未熟な蕾です。


花房の上半分を切り落とし、下から2～3の花柄も切ります。
花柄の数は当然バラつきがありますので、これでは悩むときもあります。
よって、下から2つの花柄を切り、3-4-5の3本の花柄を放射状に残し、その先は房軸で切り落とす･･･ことにしました。


さらに、残した花柄の蕾の数を半分くらいにします。


ひとつの花房から切り落とした蕾です。
こんなに減らすのか、という感じですね。　


余計な栄養を使わせないためには、蕾が未熟なうちに摘むほうがいいでしょうね。


ですが、残した花柄において蕾を摘むのは、膨らんでからでないとやり難いものです。


受精して、幼果として順調に育ち始めたら、各柄で一番大きい一果に絞ります。
一枝で三果を残すということになります。　さて、どうなりますか。

コメント 8

ビワも摘蕾するんですね。
年末実家に帰っていましたが，公園のフェンスの外にビワの木が生えています。ざっと，６ｍくらいあって，樹齢数十年といったところです。　　小さな蕾が無数についていましたが，きっとたくさんの実とつけて，野鳥に還元していそうです。
今年もよろしくお願いいたします。　　　
by わたなべ (2014-01-09 12:24) 

わたなべさん、　こちらこそどうぞよろしく。
ビワは街路樹や庭木として結構見かけますよね。
それなりに手をかければ食べられるのでしょうが、放置が多いですね。

接木鋏、成果はいかがでしたか。
じつは私も似たものを持っているのですが、腕のせいか、カット面が粗いせいか、オリーブでの成果はよくありません。
by olishiba (2014-01-11 12:51) 

イチジク1本だけ年末に試しました。10日間家の中で養生させました。今のところ、失敗してる感じではないです。
村長さまに使用感をお聞きしましたが、他の果樹では難しそうです。イチジクは、樹液が多いので、ピッタリくっつきますし、多少粗い切り口でも問題ないようです。条件の良い季節に、他の果樹で試してみたいです。緑枝接ぎならいけそうな気がします。
by わたなべ (2014-01-11 16:27) 

今年のなつたよりのサイズアップは間違いなしだと思いますが、いったいどのくらいのサイズになるのか想像が付きません・・(笑)
by Reveille (2014-01-14 01:55) 

わたなべさん、
あのカット形状ですから、合わせ面が多くとれて期待したのですけどね。
そううまくはいきませんね。
オリーブの場合、樹液が多いとはいえませんから、合わせはシビアだと思います。
私が接いだ品種は特に難易度が高いので、接木鋏のものは全滅でした。
また春先にトライしてみようかと。
by olishiba (2014-01-14 02:05) 

Reveilleさん、
サイズアップなんて偉そうなことを言いましたが･･･
昨年を見返してみると、蕾の上がりも、膨らみも、開花も、だいぶ遅いんです。
う～ん、心配。
by olishiba (2014-01-14 02:14) 

お久しぶりです。どうぞ今年も宜しくお願いします。
なつたより、綺麗に開いてますね。我が家も今季初めて咲きましたが、地味な外見から想像できない程香りの良い花ですね。

こちらは雪国なので結実は怪しいですが、今後の成長を見守りたいです。

また結実の報告を楽しみにしています♪
by 桜ネコ (2014-01-15 22:25) 

桜ネコさん、　こちらこそ、よろしくお願いします。
そちらは寒さと雪、大変そうですね。
ビワは街路樹や庭木として見かけていても、花をマジマジと近くでた見たことはありませんでしたね。
花房で見ればボリュームもあって、冬のさびしいベランダには結構いいもんです。
ですから、咲く前に切るのは忍びなく思えます。
by olishiba (2014-01-19 18:03)