カラマタ 2009/9/19 [カラマタ]
カラマタはギリシャ原産。 ブラックテーブルオリーブ用の大型果種です。
2008年9月、
やっかいな田土(粘土質)ですが、白く太い根が出ておりコンディションは良いようです。
2008年11月、
小豆島オリーブ公園のカラマタです。 なんと立派で元気な枝ぶりでしょう。 伸びやかで新しい枝がこんなに沢山。
今年の5/4、蕾が生長中です。 花柄が長く、優雅な印象です。
葉は、小さめで整った丸みのあるかたちです。 葉裏は薄緑色ですが、表は深く濃いグリーンなのでコントラストが強く、綺麗です。
5/15、カラマタの花はルッカと並んで美しいと思います。 うちの中では、ですよ。
厚みの薄い花びらを反り返らせて長い花柄に咲く様は、デリケートで可憐な美しさです。
6/7、幼果のかたちは、丸型で特徴はありません。 成長した実は、アザパのような長卵先曲なのですが。
7/20、順調に育っています。
9/1、暑さとの闘い、です。
9/6、シワシワからの回復が悪くなってきました。 水分が届いていません。
9/12、この時期に、ましてや実が沢山付いているのに、リスクを承知で鉢植え替えしてみることにしました。
このイタリア製テラコッタ、とても吸水性が良く、色味も気に入っていました。 径サイズとしては小さめですが、元の根鉢の状態を鑑み、1年くらいで植え替えるつもりで選んだものです。
乾いてしまった回り根が一杯。 このテラコッタと某「オリーブの土」の組み合わせは、排水性が良過ぎて、保水性に欠ける状態になってしまったようです。 配合されているココナッツピートを残して粒子質が流出しているようで、鉢土上部がスポンジのように弾力を持ったスカスカな感触になってしまっています。 これでは根を支える点でも適当ではないでしょう。
慎重に選んで根をカットです。 少しほぐして。 やり過ぎれば実は失われるでしょう。
とりあえず、根の改善を優先してスリット30に植えます。 美観は劣りますが。
9/13、枝先の実に炭疽病が発生しています。 早いうちに枝ごとカットです。
9/19、実にシワは出なくなりました。 暑さも和らいできましたし、うまくいったようです。 かな。
訂正
本記事の苗木は、収穫に至って “カラマタではない” と判断しました。
カラマタとして入手したのですが、残念なことです。
2008年9月、
やっかいな田土(粘土質)ですが、白く太い根が出ておりコンディションは良いようです。
2008年11月、
小豆島オリーブ公園のカラマタです。 なんと立派で元気な枝ぶりでしょう。 伸びやかで新しい枝がこんなに沢山。
今年の5/4、蕾が生長中です。 花柄が長く、優雅な印象です。
葉は、小さめで整った丸みのあるかたちです。 葉裏は薄緑色ですが、表は深く濃いグリーンなのでコントラストが強く、綺麗です。
5/15、カラマタの花はルッカと並んで美しいと思います。 うちの中では、ですよ。
厚みの薄い花びらを反り返らせて長い花柄に咲く様は、デリケートで可憐な美しさです。
6/7、幼果のかたちは、丸型で特徴はありません。 成長した実は、アザパのような長卵先曲なのですが。
7/20、順調に育っています。
9/1、暑さとの闘い、です。
9/6、シワシワからの回復が悪くなってきました。 水分が届いていません。
9/12、この時期に、ましてや実が沢山付いているのに、リスクを承知で鉢植え替えしてみることにしました。
このイタリア製テラコッタ、とても吸水性が良く、色味も気に入っていました。 径サイズとしては小さめですが、元の根鉢の状態を鑑み、1年くらいで植え替えるつもりで選んだものです。
乾いてしまった回り根が一杯。 このテラコッタと某「オリーブの土」の組み合わせは、排水性が良過ぎて、保水性に欠ける状態になってしまったようです。 配合されているココナッツピートを残して粒子質が流出しているようで、鉢土上部がスポンジのように弾力を持ったスカスカな感触になってしまっています。 これでは根を支える点でも適当ではないでしょう。
慎重に選んで根をカットです。 少しほぐして。 やり過ぎれば実は失われるでしょう。
とりあえず、根の改善を優先してスリット30に植えます。 美観は劣りますが。
9/13、枝先の実に炭疽病が発生しています。 早いうちに枝ごとカットです。
9/19、実にシワは出なくなりました。 暑さも和らいできましたし、うまくいったようです。 かな。
訂正
本記事の苗木は、収穫に至って “カラマタではない” と判断しました。
カラマタとして入手したのですが、残念なことです。
2009-09-20 03:58
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先日庭のレイアウトを変える際、移植に失敗してレッチーノを枯らしてしまいまして、我が家にはマンザニロだけになってしまいました。同じ失敗はいやなので、出来れば大きい実を栽培したい一念でカラマタ種というオリーブにたどり着いたのです。ブラックオリーブとして代表的なものだそうですが、実際に写真を拝見できて理解できました。大きく育ってくれればいいのですが。では
by serikawa nana (2009-10-15 22:31)
serikawa nanaさん。 コメント、ありがとうございます。
レッチーノ、残念でしたね。 葉が大きめでなかなか姿の綺麗な品種ですし、実もよく付くので昨年はオイルになってくれました。
カラマタはとても魅力的ですね。 ただ、あまり成長力が旺盛とはいえないので、育てがいがあると思います。 うちも満足な実はまだまだです。
頑張りましょう。
by olishiba (2009-10-16 16:40)
今日 カラマタの木を購入して大きめの鉢に植え込みました。育て方に注意がありましたら教えてください。下枝が沢山茂っています、この季節剪定してスッキリしても大丈夫でしょうか?。
by akira (2009-11-02 14:09)
こんにちわ。 akiraさん。
雑談程度に聞いてください。
大きな剪定は春の成長期前の2~3月頃に行うのがセオリーですが、オリーブは丈夫ですから小枝落としはいつでもOKです。 姿で見て主な枝々の成長を促すためには、細くて多い下枝ならばカットしてもよいと思います。 ですが、下方の枝は一度カットすると再度出にくいので、下がスカスカでバランスが悪くならないように判断してください。
また、現状で新芽が出ていないのなら、枝数を少なくしてあげるのは効果があります。 植え替えして根をいじっているのであれば尚更です。
ちなみに冬は休眠期とも言われますが、元気ならば新芽は冬でも出て成長します。
あとは、来年に花や実を付けさせるかどうかです。 主幹や古枝の木肌っぽい色とは違う、少し薄緑色っぽい若い枝(今年前半くらいに伸びた)に来春の花芽が付きます。
下枝のなかでも、新しい枝を選んで残すのもよいかと。 切るのはいつでも切れますから。
カラマタだからと言って特に注意はありません。
あくまでうちでの話しですが、カラマタは調子を崩すと回復に時間がかかるように思えます。 ですから、現状で回復を待つよりも、バッサリして新芽を出させています。 実は“おあずけ”になりますが。
ご存知の通り、オリーブは風で振られやすいので支柱や固定をしっかりすることがかなり大事です。 土もしっかりした重みのあるものが良いと思います。
by olishiba (2009-11-02 18:05)